感想記

ネタバレ注意。乾燥注意。

元農林水産省事務次官、熊沢英昭とメディアの蜜月関係

交通事故で親子をひき殺してしまった瑞宝章の受章者である飯塚幸三は上級国民だから逮捕されないなどの批判がメディアから噴出した一方、実の息子を故意にメッタ刺しにして殺した元農林水産省事務次官の熊沢英昭に対しては、同情する意見が多いのはなぜなんだ?

 

飯塚幸三に関してはあくまでも事故、それに比べて、熊沢英昭は自らの意思で、しかも実の息子を刺殺したにもかかわらず、「暴走しかねない息子から他人を守るために仕方なく殺した」なんてことが言われている。

 

これっておかしくないのか?

 

死人に口なしなんだから、事件当時実際になにが起こっていたかなんて誰も本当のことはわからない。実際は、どうでもいいことで口論になってカッとなって殺したのかもしれない。もし、ひきこもり息子がなんかするかもしれないと本当に思っていたとしても、それって本当に他人を守るためだったのか? 自分の名誉に傷がつくのが嫌だったからかもしれないじゃないか?

 

だいたいテレビなんかを見てると、官僚というのは天下り先をせっせとこしらえて、自分達が美味い汁を吸えればそれでいいって思ってるような人種として描写されているのに、今回に関してはなんでみんな、この熊沢英昭という人殺しに同情するんだ?

 

やっぱり、犠牲者の英一郎が生産性のないひきこもりだからか?

 

だとしたら、相模原で同じように生産性のない障害者を殺しまくった植松聖も同情されるべきなんじゃないのか?

 

それとも、熊沢英昭とメディアは蜜月関係にあるから批判されずに同情されるのか?

 

故意に人を殺しておいて同情される熊沢英昭の方が、私の目には上級国民に映ってしまう。